SR フェンターステーの製作 [SR]
流石にこの部分はFRPというわけにはいきませんので、アルミで製作します。
まず、型紙を制作。

型紙に合わせてアルミ板に罫書き、バンドソーで切り出し穴加工します。

表面が傷つかないようにガムテープを貼り、フェンダーのアールに近い鉄パイプをバイスにはさみ、
アルミ板をその上に乗せ、ゴムハンマーで叩いて曲げていきます。3次曲面なので難しいですね。
形が整ったらバフ掛けして完成です。

それなりに上手く出来たと思いますが、もう一つ作らなきゃいけないんだよね(;¬_¬)
型を作ってカーボンステー・・・私にとってはその方がよっぽど簡単かも。

SR ライトステーの制作 [SR]
製作することにしました。
アルミの板を欲しい形に曲げてその上にカーボンを貼りステーのベースを製作。
このベースから左右2枚分を作ります。

ベースから切り抜いて成形。

補強のためカラーを作って挿入。

購入したライトステーの余分な部分をカット。

組み付けるとこんな感じになります。
ステーを短くすることで全体がぐっと引き締まり、よりManxっぽくなります。
って、ただの自己満足だね(^^)

SR エンジン搭載とレバー改造 [SR]
組み付けは後回しにしてエンジンをフレームに載せました。
SRのエンジンはSRXと比べるとかなり軽いので、
フレームに傷つけることもなく一人で簡単に載せられます。

クラッチとブレーキレバーの軸は、アルミの地のままにシャフトが通っているだけなので、
簡単に減ってしまい直ぐにがたついてしまいます。この部分にベアリングを挿入。
SRXでもやってますが、握った時、離した時ののフィーリングがとても良いです。
こんな事やってるから、作業がちっとも進みません(^_^;)

SR 足回りの組み付け [SR]
ここまで組むのに二日かかりました。
バラバラだった部品が少しずつフレームについて形ができていくと
やっぱり嬉しいものですね。
この気持は何歳になっても変わらないな。

エンジン組み上げ [SR]
おかげでSRの作業も進みません・・・半分言い訳^^;
エンジンが組上がりました。
ケースカバーが外れているのはNortonのロゴを彫ってもらうため、取引先に預けています。
他の部品は明日から本格的に組み付けですが、ポン付け出来ない部品も多いため、
完成までもうしばらくかかりそうです・・・早く乗りたい(^_^;)

SR エンジンオーバーホール [SR]
最後はエンジンです。
外観の汚れからは想像がつかないくらい中は綺麗です。
腰上とケースカバーだけブラストを掛けて終わらせよう。
他の部品は殆揃ったので、あとは組み付けるだけ・・・(^-^)

どこまで近づけることが出来るかな・・・(;¬_¬)

SR フレーム塗装 [SR]
剥離剤で塗装を剥がしグラインダーでサビ落とし。
グラインダーで落としきれない部分はサンドブラストで落とします。
必要のないステーを切り落とすと、SRのフレームはとてもシンプルでしょ。
グラインダーでサビ落とし

落としきれない部分はブラストで

正月明けから組み付け開始だ!

SR、作業開始 [SR]
放ったらかしにしていたSRの作業を開始しました。
ハブをブラストして黒く塗装。スポークとリムの腐食が酷く新品に交換。
強度重視ならU型だけど、旧車のイメージで改造するなら
やっぱりH型リムがいいよね。
リム組も何十年ぶりだけど、苦労して覚えたことは意外と忘れてないもんだね。

原点 [SR]
もう26年も前になります。
いままで乗っていたバイクを事故で無くし、次のバイクを探していました。
中学時代の友人にバッタリ出くわしそんな話をしていたら、
『俺のSR、乗ってみる?』って言うんです。
当時、中型免許が出来たばかりで、バイクメーカーは400㏄に力を入れ
次々と新車が発売され、出るたびに馬力が上がっていくという時代でした。
当時は馬力の意味もよく解らず、カタログの数字だけを見てバイクの善し悪しを決めていた私は、
『えっ?SRって27馬力しかないじゃん。遅いバイクは要らねえよ』って思ったんです。
でも、貸してくれんだから乗ってみようか、半分馬鹿にした気持ちで乗ったんです。
車体を振るわせ、低い回転から『グイッグイッ』と加速する、
いままでに体験したことのないこの感覚。
『何なのこのバイク! 27馬力がどうしてこんなに速いの・・・・?』
それから20年SRを乗り続けました。その間他のバイクも何台も乗っているのですが、
確かにSRよりも速く、安全に走れるのですが、何か違うんです。
それが何なのか今もよく解らないんです。(だから今も乗り続けてるのかな。SRXだけど)
ただ私のSRは画像を見ても分かると思いますが、私自身SRだとは思ってないんですね。
ノーマルの部品はほんの一部しか有りません。FRP関係はもちろん自作。
エキパイ、マフラーも自作です。何でも自分でやらないと気が済まないんですね。
アルミの加工だけは出来ないので、ステップ、トップブリッジなどは兄にお願いしました。
兄には頭が上がりません(謝)
ノーマルと比べると走りもかなり過激ですよ。(嘘です(^^;)
ちなみにこれ、違法改造車ではありません。規制緩和などという言葉のない時代に
検査官に求められた全ての書類を提出し、見事検査に合格。
今の私があるのは、このバイクのおかげです。
有り難うSR。いつかまた乗るからね。